『もしも学校に行けたら~アフガニスタンの少女・マリアムの物語~』が、西日本新聞で、「BOOK」のコーナーで早くも取り上げられました!
『もしも学校に行けたら アフガニスタンの少女・マリアムの物語』 後藤健二 著 (汐文社・1470円) / 西日本新聞西日本新聞とその読者の皆さま、ありがとうございます!
お待たせいたしました!今回は、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
『もしも学校へ行けたなら ~アフガニスタンの少女・マリアムの物語~』
出版社: 汐文社
ISBN-10: 4811386116
ISBN-13: 978-4811386119
発売日: 2009/12
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私自身が書いたからというわけではなく、今、世界から注目されるアフガニスタンが抱える問題と、私たちがまずどう関わっていかなくてはならないのか、という問いに対する答えのヒントをつかんでいただけると思うからです。
冬休みの少しの時間を使って、家族で読んでいただければこんなにうれしいことはありません。
そして…
それぞれの場所で、このHPをご覧になっている皆さまへ、インデペンデント・プレスより感謝と愛をこめて―
Merry Christmas with warm wishes & A Happy New Year for your brightest future!
(メリークリスマス,温かい希望とともに & 幸福な新年を,明るい未来のために!)
とてもうれしいご報告です。
レインボープロジェクトに関わった皆さま全員で、この喜びを分かち合いたいと思います。
社団法人日本印刷産業連合会、株式会社印刷出版研究所主催による第51回全国カタログ・ポスター展において、アフガニスタンの子どもたちの絵を、グラフィック・デザイナー松永真先生にコラージュしていただいた作品が二点とも、経済産業省商務情報政策局長賞をいただきました!
とても歴史と名誉のある賞を頂いて、純粋な驚きとともに、描いたアフガンの子どもたちに心から拍手をしてあげたいと思いました。
彼らが知ったら、(何が何だかわからないかもしれないけれど、外国で日本で多くの人たちを感動させてほめられたあ!)と言って、喜ぶだろうなあ~などと想いを馳せています。
ちなみに、二点のうち、一点は駐日アフガン大使館に寄付をいたしました。
最初は、発想の良さと勢い、そして個人個人の小さな優しさでスタートした支援。でも、切れ目なく継続的に続けることで、小さな優しさは確実にしっかりと育って行きます。そして、最終的には子どもたちの将来への礎/目標となります。特に、教育分野の支援とはそういうものなのだとあらためて思います。
皆さま、主役は皆さま一人一人です。これからも子どもたちとの“対話”を続け、それぞれの今と将来を分かち合っていきたいですね。
がんばりましょう!
<今回のポスター制作にあたり、ご協力いただいた松永真先生はじめ、関係各位の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。>
コメント /
おめでとうございます。
アフガニスタンの子どもたちに伝えてあげたいですね。
私も嬉しく思います。
ありがとうございました。
メリークリスマスさん、
支えてくださる皆さんの気持ちが一つ一つ形になっていくことが、アフガニスタンという国、その国に生まれ育つ子どもたちに未来の夢を与えてくれています。
そして私たちは、彼らから元気をもらうのでしょうね。
これからもシェアしましょう。
ありがとうございました。
●講演会のお知らせです。
映画とトークショウの盛りだくさんイベントです!
子供の情景とトークショウ
~映画の上映とアフガニスタンにまつわるお話~
11月14日(土)
午後2時 映画「子供の情景」 81分
午後3時30分頃 トークショウ~アフガニスタンの現状やニュースでは決して流れない子供たちのコト~
【出演】 ジャーナリスト 後藤健二
【主催】 宮本公民館
【企画・運営】 みやもと三百人劇場ボランティアスタッフ
【申込先(要予約)】
船橋市宮本公民館
電話 047-424-9840
住所 船橋市宮本6-18-1
JR東船橋駅徒歩15分
京成大神宮下駅徒歩5分
http://www.city.funabashi.chiba.jp/k-miyamoto/index.html
「子供の情景」 監督 ハナ・マフマルバフ
2007年/イラン・フランス合作/日本語字幕
日本語字幕:杉山緑/字幕監修:ショーレ・ゴルバリアン
ハナ・マフマルバフ
1988年、テヘラン生まれ。7歳の時、父親でイランを代表する映画監督モフセン・マフマルバフの「パンと植木鉢」に出演。8歳で小学校をやめ、父の映画学校に学ぶ。8歳でビデオ短編「おばさんが病気になった日」を発表。
2003年、姉・サミラの「午後の五時」のメイキングドキュメンタリー「ハナのアフガンノート」をベネチア国際映画祭に出品。
世界三大映画祭コンペ出品の最年少記録となる。
下記はシネマジャーナル Web版特別記事『子供の情景』ハナ・マフマルバフ監督来日レポート(2009/3/22)より抜粋
http://www.cinemajournal.net/special/2009/kodomo/index.html
記事/写真:景山咲子
●アフガニスタンがより良い未来を持つには?
ハナ:私は政治家でもないし批評家でもありません。映画監督は、自分が目を大きく開いて、皆が見えなかったり、見えないフリをしているものを見せるのが仕事だと思います。思い出すのは、アフガニスタンの北部同盟司令官の故マスウードが言っていたのですが将来を説明できるのは政治家ではないということです。映画の中のシーンで、警官が車の通っていないところに立っていて「今、仕事してるから助けてあげられない」と言います。アメリカや世界は必要でない助けをしているのでは? 文化的に豊かになれば戦争も起こらないのではないかと思います。父が「アメリカが爆弾の代わりに本を落としていれば」と語っています
● 気になったのは、アフガニスタンで実際に戦争ごっこは日常としてあるのでしょうか? 脚本として作られたとしたら、あの子供たちの目が狂気の目でした。演出でそうされたのでしょうか? そうだとしたら、子供たちが後でトラウマになったり、いじめにあったりしたのではないかと心配です。
ハナ:実際、アフガニスタンでは戦争ごっこをしています。平気でやっていて、メンタルケアは必要じゃなかったです。アフガニスタン人じゃない私たちの方にメンタルケアが必要でした。あまりに世界がアフガニスタンの現状に目を閉じてしまったので、映像にしてみるとショックを受けてしまいます。ドイツで、70歳の女性の方に「あなたは何の権利があって、この映像を見せるのですか?」と怒鳴られました。「あまりにも西洋人が私たちに暴力を振るった後に目を閉じてしまったから、この映画を作ったのですよ。ちょっとだけ観てください」と私は言いました。その後で、「私は1つ間違いを犯しました。暴力を1つ見せてしまいました。でも、あなたたちはたくさん暴力を振るいました。あなたは暴力シーンに目を閉じたけど、アフガニスタンの5歳の子は、暴力を見なくてはならないのですよ」とも言いました。
受賞の数々・・・
サンセバスチャン映画祭審査員賞/ベルリン映画祭 クリスタル・ベア賞/ローマ映画祭 ユニセフ賞/アジア・フィルム・アワード最終作品ノミネート/テサロニキ映画祭 女性と平等の機会賞/モロッコ国際映画祭 特別審査員賞/モントリオール映画祭 革新の映画賞/東京都推奨/日本ペンクラブ推薦/社団法人セーブ・ザ・チルドレン推薦/財団法人日本ユニセフ推薦
2009年8月23日、(財)日本ユニセフ協会千葉県支部が主催するイベントで講演を行います。
イベントの入場は無料ですが、講演は事前の予約が必要です。
【お問い合わせ】
(財)日本ユニセフ協会千葉県支部
(TEL) 043-226-3171 (FAX) 043-226-3172
〒264-0029 千葉県 千葉市 若葉区 桜木北2-26-30 ちばコープ本館1階
(HP) http://www.unicef-chiba.jp
お待ちしております!
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■■■ 第5回 ユニセフのつどい ■■■
―みんなで世界の子どもたちのことを楽しく知ろう!―
平成2009年8月23日(日)13:00-16:00
千葉大学 けやき会館 3階レセプションホール
千葉県 千葉市 稲毛区 弥生町 1番33号
(JR総武線 西千葉駅・京成線みどり台駅から徒歩5分)
入場無料
ご自宅で眠っている外国コインがありましたらぜひお持ちください。会場に箱を用意します。
■■ プログラム(予定) ■■
●13:00-13:40
【オープニング】
森フラスタジオ「子どもたちの楽しいフラダンス」
【募金感謝式】
●13:40-14:20
【講演】(事前申込が必要です)
「ソマリアからアフガニスタンまで」~子どもたちの心にふれたい~
後藤健二(ジャーナリスト)
●14:30-16:00
【ワークショップ】
「お弁当ゲーム:食材は世界から」
講師:ひかり博士(石戸光 千葉大学法経学部准教授)
【お楽しみ交流会】
ユニセフビンゴ など
■■ 主催 ■■
(財)日本ユニセフ協会 千葉県支部
■■ 後援 ■■
千葉県 / (財)ちば国際コンベンションビューロー / 千葉県教育委員会 / 千葉県少年団体連絡協議会 / 千葉市 / NHK千葉放送局 / 千葉テレビ / 千葉県生活共同組合連合会 / 生活共同組合パルシステム千葉 / 生活共同組合ちばコープ
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詳細(PDFファイル)
http://www.unicef-chiba.jp/tudoi2009.pdf
コメント /
ユニセフの講演に参加しました。子供たちがたくさん参加していたので、子供たちに向けてのお話でわかりやすかったです。
これからの日本を背負っていく子供たちに向けて、分かりやすく世界の現実を知ってもらうことは大変重要なことです。
今回、世界地図を駆使してのお話だったので、取材テープにでていた世界の子供たちの国がどこにあるのかを記憶してくれた子供たちがたくさんいることでしょう。それぞれの国がかかえている現実を知って、驚く子供たちもたくさんいるでしょう。その中から、未来の、世界に目を向けた日本人が育ってくれるとうれしいと思います。
これからも日本の子供たちに、世界の子供たちの現状を紹介していただける機会が増えるといいなと思います。
応援しています。
hiroさん、
メールをありがとうございます。
とても励まされます。
日本は、世界からどのような役割を担ってほしいと見られているのか、この地球という星の上に、同じ時代に生きながら、世界の人たちと「シェア」していくことが、自分たち自身も豊かにしていくことに繋がっているように思います。
「奉仕」という言葉がいろんなところで広がっていってほしいですね。
まさか、こんなところに書かれていたとは!
ソマリア取材のインサイド・ストーリー
“Somalia: JapanJournalist’s Surprise Visit to Puntland Capital”
http://allafrica.com/stories/200905070025.html
「逮捕された」と書いてありますが、複雑な気分にさせられます。
コメント /
7/4、レインボープロジェクトのイベントに行ってきました。
あらためて、
誰か(発起人)の小さな思いから、いろいろな人々と繋がり、大きく発展するものだな~、と思いました。
共催の方々のお話、
若いミュージシャンの方々からも、その思いは伝わってきました。
そのほか関係者の方々、出店やブース、展示。
何かのチラシを配る人、飛び入りの人、
普通の参加者、通行人・・・
熱き仕事人や何かに熱い思いのある人、
そうでもない人、いろんな人がいて、
その場のすべてのモノや人を含めて、
なんだか自由で貴重な空間みたいな、集合体みたいモノができていたように思いました。
なんでも、こんな感じで出来て、何かを成せればいいなあ~と漠然と思いました。
今後の展開を期待しております。
ありがとうございました。
ソマリアインサイドストーリーは、
のちほど、じっくり頑張って読ませていただきます。
6/30、レインボープロジェクトが NHK WORLDで世界に向けて紹介されました!
今すぐアクセス!
Power of Drawings
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature26.html
(NHK WORLD: Jun. 30 on Air)
アフガニスタンの子どもたち、家族や先生、現地スタッフたち…見てくれたと思います、きっと。
NHK WORLDのWEBサイトで「ソマリア“海賊”潜入レポート」が配信されています!
SomaliaPriates Update
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature14.html
(NHK WORLD: Jun. 28 on Air)
ぜひ、ご感想をお寄せください!
今すぐ、URL: http://7c4k.org/ へ!
展覧会:「アフガニスタンのお母さん」
日時:2009年6月29日(月)~7月17日(金)*土日休み、入場無料
優しくて、あたたかくて、色あざやかな子どもたちの絵が、私たちに癒しと元気を与えてくれます!
★特別イベント★
「アフガニスタン・レインボープロジェクト
Rainbow Project for Afghanistan ~Speaking about Mums and Kids~」
日時:2009年7月4日(土) 17:00~20:00
場所:国連大学ビル 前庭
イベント内容:
1) キャンドルワークショップ&キャンドルナイト
テーマは「アフガニスタンの子どもたちへ光を送ろう」。廃油を使ったキャンドル制作を体験できます。作ったキャンドルはアフガニスタンへ。また日暮れ時からはキャンドルに火を灯し、来場者一人一人が世界を考えるキャンドルナイトを行います。
2) トークショー
石川みのる氏(東京FMパーソナリティー)、後藤健二氏(ジャーナリスト)、スルタニ・トロぺカイ氏(アフガニスタン女性の教育支援NGO代表)が、アフガニスタンの今と日本の関わりについて話します。
3) キャンドルライブ
キャンドルでライトアップされたステージで、Dew他、サプライズ・ゲストによるアコースティック・ライブ。ステージで使用する電気は、すべてバイオディーゼル燃料を使用して、エコを実現します。
4) フェアトレードブース
フェアトレード・エコロジーショップなどの色とりどりの商品ブースが楽しめます。
5) エスニック屋台村
アフガン料理をはじめ、エスニック料理屋台が出店。食べ物を通した文化交流です。
参加費無料! お気軽にご参加ください。
問い合わせ:国連人口基金東京事務所
Tel:03-5467-4684
http://www.unfpa.or.jp
コメント /
レインボープロジェクト楽しかったです!
イベントにも参加しました。とてもいい天気で通行人だけでなく、月でさえ覗いていきたくなる雰囲気が、ほんのりと会場の周りを包んでいました。
アフガニスタンの子供達は色を使ったことがないとあったけど、あんなに綺麗な色使いができるのは驚きです。
それぞれのお母さんの洋服の色が綺麗なのはもちろん、蔦のような草花がたくさん描かれていましたがその草花の色が凄く綺麗!!本来アフガニスタンはあんなに美しい花々が咲く国だったんだということを教えてくれました。
アフガニスタンの子供達が無事に勉強できるようにこれからも活動を続けてほしいです。
楽しい時間をありがとうございます。
本日 2009年6月16日(火)、NHKBS1「きょうの世界」 22:15~
ソマリア・ルポをやります。
ご覧いただき、感想を送っていただければ大変うれしいです。
コメント /
「きょうの世界」を拝見しました。
村の生活がうつしだされ、暮らす人々の声をきくことが出来ました。
ありがとうございます。
もし私が村人の一人で、
海賊が村人の最低限の生活を支える殆ど唯一のビジネスで、
子供達は「海賊は外国から守ってくれている」と純粋な心で言い、
外からは誰も助けてくれないし、見てもくれてない・・・としたら、
海賊のやる事すべてを正しいと思わなくても、
海賊の存在じたいを否定することは出来ない、
海賊と共存する事を考えたくなるだろうな、
と思いました。
海賊問題だけを外から何とかしようとすることは、
溢れ出た泡だけを掻き消そうとしているようなものだと思いました。
どんどん泡は出てくるのに、いつまでも表面に出た泡の部分しか見ていない。
海だけでなく、表面に出た問題だけでなく、
その内側で困っている人々の事にもっと目を向けなければ、
根本的な解決はいつまでも出来ない。
解決どころか、どんどん悪い方向に行ってしまう、
更なる危険もあるのですね。恐ろしくなりました。
また、後藤さんがおっしゃっていたとおり、
もともとの原因を作ったのは誰か?をもっと外の人間が知るべきだと思いました。
先進国が発展のために途上国に及ぼした悪影響の分かりやすい例のようなものだと思いました。
しかし、それにしても
誰かが多大な危険をおかさなかれば、
村人をうつし声をきき、真実を知る事、私達に伝えてくれる事が出来ないとは、理不尽。
私達が知らなければいけない事であるし、
知りたいと思っている事も、結局こういう事だと思うのですが、
どうしてもっと目を向け取り上げないのか?
普段入ってくる情報はそうでない側の事ばかりなのは、おかしい。
せめて半々ぐらいにはして欲しい。
と思いました。
後藤さん、貴重な情報をありがとうございました。
ところで、後藤さんの講演や掲載などの御予定はないのでしょうか?
以上、長くなりましたが、感想でした。
雨さん、
とてもわかりやすくて、「うんうん、そうなんです」とうなづきながら拝読させていただきました。リポートが伝えたかった内容をきちんと理解していただけたことは、何よりうれしいです。ありがとうございます。
実は、放送の現場でも、ディレクターや編集マンは雨さんと同じ感覚を得ているのです。なぜなら、彼らが最初の「視聴者」となるわけですから。そして、素材から状況を理解して伝えるべきところを整理(構成)していくわけです。ですから、プロデューサー、デスクを含め、ディレクター、編集マンがしっかりと伝えようと取り組むと、とても高度な質の高い制作が行われます。私は制作側のこうしたモチベーションはとても大切で、それが観ている人たちに届くのだといつも信じています。
今回は、身の危険というより(本当に戻れるのかしら、私は…)という不安がすごく大きなストレスとなりました。日本に戻って二、三日したらそれが、肉体的にもメンタル的にもいくつかの症状となって現われました。しかし、朝一個のリンゴと一本のバナナを食べ続けているおかげでだいぶ元に戻りました。すっきり元気です。
今夏はユニセフのサマーキャンペーンに協力しています。
http://www.unicef.or.jp/spe...
ぜひ見てみてください。
講演や放送のお知らせは、このHPで随時お伝えしていきますので、これからも応援してください。
後藤健二
ユニセフのサマーキャンペーンのアドレスがうまくはれなかったのでもう一度。
http://www.unicef.or.jp/spe...
後藤