インタビューとは何か?-生(ナマ)でご覧ください

『後藤健二 トーク・ライブ ”これ作った人に聞いてみたい』のご案内
 ギャラリー・コードで行われているアート展『apriori合同展』のトークライヴ・イベントで、インタビュアー/MCを務めます。 人が創ったもの観る時、作品が魅力的であればあるほど「なぜ、この作品が世に出るに至ったか?」という問いが頭の中を駆け巡ります。今回のインタビューを通して、アート作品を産み出すアーティストたちの細胞やDNAにまで迫ります。
【開催日時】
4/19(金)19:00~  南信司(写真家)
ハワイ日系二世を撮り続ける写真家。 日系二世の歴史と日本の関係、記録と記憶がうねり、重なり合う。
4/20(土)20:00~  門秀彦(絵描き)
ダンボールにクレヨンがひく直線と曲線。時間の経過とともに描き出される暖かく、哀しげな絵のルーツとは。
4/26(金)19:00~  三浦麻旅子(写真家)
絵画とも見紛う荘厳な滝の写真たち。 気鋭の目を持つ写真家は、ファインダーを通して何を見ているのか。 神々しさの原点はどこに。
【場所】 gallery chord 東京都港区赤坂6-19-40 赤坂レジデンス502  03-5575-8155
【参加費】 1.000円 (COEDOビール等 ワンドリンク付き)
【参加 ご連絡先】

“白い街”ザータリ

ヨルダンのシリア国境からすぐの砂漠地帯に、同国5番目に大きい街が出現した。

「ザータリ」-シリア人難民キャンプ。おびただしい数の白いテントと白いプレハブが地面に張り付いている。微細な砂塵が視界を遮り、照りつける砂漠の日差しが体力を奪う。空気が重い。ストレスと疲労と涙と叫びが充満しているからだ。

12年連れ添うパートナーと口論。周囲の目もはばからず大声で怒鳴る。“白い街”ザータリは、訪れる者の「心」を食べて増殖を続ける。