本日 2009年6月16日(火)、NHKBS1「きょうの世界」 22:15~
ソマリア・ルポをやります。
ご覧いただき、感想を送っていただければ大変うれしいです。
コメント /
- 雨 より:2009年6月21日
「きょうの世界」を拝見しました。
村の生活がうつしだされ、暮らす人々の声をきくことが出来ました。
ありがとうございます。
もし私が村人の一人で、
海賊が村人の最低限の生活を支える殆ど唯一のビジネスで、
子供達は「海賊は外国から守ってくれている」と純粋な心で言い、
外からは誰も助けてくれないし、見てもくれてない・・・としたら、
海賊のやる事すべてを正しいと思わなくても、
海賊の存在じたいを否定することは出来ない、
海賊と共存する事を考えたくなるだろうな、
と思いました。
海賊問題だけを外から何とかしようとすることは、
溢れ出た泡だけを掻き消そうとしているようなものだと思いました。
どんどん泡は出てくるのに、いつまでも表面に出た泡の部分しか見ていない。
海だけでなく、表面に出た問題だけでなく、
その内側で困っている人々の事にもっと目を向けなければ、
根本的な解決はいつまでも出来ない。
解決どころか、どんどん悪い方向に行ってしまう、
更なる危険もあるのですね。恐ろしくなりました。
また、後藤さんがおっしゃっていたとおり、
もともとの原因を作ったのは誰か?をもっと外の人間が知るべきだと思いました。
先進国が発展のために途上国に及ぼした悪影響の分かりやすい例のようなものだと思いました。
しかし、それにしても
誰かが多大な危険をおかさなかれば、
村人をうつし声をきき、真実を知る事、私達に伝えてくれる事が出来ないとは、理不尽。
私達が知らなければいけない事であるし、
知りたいと思っている事も、結局こういう事だと思うのですが、
どうしてもっと目を向け取り上げないのか?
普段入ってくる情報はそうでない側の事ばかりなのは、おかしい。
せめて半々ぐらいにはして欲しい。
と思いました。
後藤さん、貴重な情報をありがとうございました。
ところで、後藤さんの講演や掲載などの御予定はないのでしょうか?
以上、長くなりましたが、感想でした。
- 後藤健二 より:2009年6月22日
雨さん、
とてもわかりやすくて、「うんうん、そうなんです」とうなづきながら拝読させていただきました。リポートが伝えたかった内容をきちんと理解していただけたことは、何よりうれしいです。ありがとうございます。
実は、放送の現場でも、ディレクターや編集マンは雨さんと同じ感覚を得ているのです。なぜなら、彼らが最初の「視聴者」となるわけですから。そして、素材から状況を理解して伝えるべきところを整理(構成)していくわけです。ですから、プロデューサー、デスクを含め、ディレクター、編集マンがしっかりと伝えようと取り組むと、とても高度な質の高い制作が行われます。私は制作側のこうしたモチベーションはとても大切で、それが観ている人たちに届くのだといつも信じています。
今回は、身の危険というより(本当に戻れるのかしら、私は…)という不安がすごく大きなストレスとなりました。日本に戻って二、三日したらそれが、肉体的にもメンタル的にもいくつかの症状となって現われました。しかし、朝一個のリンゴと一本のバナナを食べ続けているおかげでだいぶ元に戻りました。すっきり元気です。
今夏はユニセフのサマーキャンペーンに協力しています。
http://www.unicef.or.jp/spe...
ぜひ見てみてください。
講演や放送のお知らせは、このHPで随時お伝えしていきますので、これからも応援してください。
後藤健二
- 後藤健二 より:2009年6月22日
ユニセフのサマーキャンペーンのアドレスがうまくはれなかったのでもう一度。
http://www.unicef.or.jp/spe...
後藤