1月3日(土) NHK BS1 新BSディベート

アフガニスタン・カブールから、女性国会議員、若くて熱いジャーナリスト、大学で学びながら英語塾を主宰し国際機関の通訳も務める男性、日本は今平和作りのために何をすべきなのか、衛星中継で議論に参加します。
現地の人たちの意見をきく大変貴重な機会です。
ぜひご覧ください。

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「若者が語る どうする日本の平和貢献」
NHK BS1 新BSディベート
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/

2009年1月3日(土)
第一部 19:10~20:00
第二部 20:10~21:00

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店頭発売開始『ルワンダの祈り~内戦を生きのびた家族の物語』

お待たせしました!
新刊本が、ついに店頭発売開始です!!

『ルワンダの祈り~内戦を生きのびた家族の物語』(汐文社 税込1470円)

ご家族で、最後まで読んでみてください。
大切な誰かに、静かに読み聞かせてあげてください。

ご意見・ご感想をお待ちしています。

汐文社
amazon

ソマリア・最新レポート、放送のご案内です。

2008年11月30日(日)午後6時10分~
NHK総合 「海外ネットワーク」

海賊天国ソマリア。なぜ、海賊が生まれるのか?
そこには、泥沼化した内戦と、どうしようもない貧困があります。
国際社会から見捨てられた人たちが、今、この一瞬を生き延びようとしている姿がありました。
どうかご覧ください。

番組サイト ⇒ NHK 海外ネットワーク

 

コメント /


  1. saya より:2008年11月30日

後藤さんが命を賭けて取材をしに
出向かれた姿をテレビで拝見しました。

『きちんとした政府を置くことが大事』

今まで名前だけは何となく知っていたというだけの
ソマリアという国に
興味が湧きました。

自分にできることは何か
少しずつでも考えていく必要性を感じました。


  1. 後藤健二 より:2008年11月30日

メールをありがとうございます。
現地の様子が伝わって、そこに暮らす人たちの立場や心情を感じていただけたら、とてもうれしいです。
海岸と海がとてもきれいな国ソマリア。東アフリカから中部・南部に続く貿易の重要な入り口でもあります。
世界が繋がっているこの時代に「無政府状態」「失敗国家」などと、私たちが無関心を装ってはいられません。

ほんの一片でも、彼らのことを心に留めて、世界がクリスマスを祝うこの季節を過ごせたらと思います。

後藤健二


  1. しむ より:2008年12月1日

後藤さんの「子供たちの目(まなざし)が厳しかった」というコメントに本当に胸が痛みました。

次世代を担う子供たちの教育が必要なのに。

後藤さんの取材は素晴らしいと思いました。

sayaさんと同感で、自分に何ができるのか、
考えていきたいと思いました。


  1. 後藤健二 より:2008年12月1日

コメントをありがとうございます。
こうして、感想や意見を送ってくださる方々がいるからこそ、日本のテレビで放送したい、日本から世界(日本も含め)に発信したいと思うのです。
そして、私が取材したものを、しっかり受け止めて番組にしてくれるスタッフたちがいます。みなさんにソマリアのことが伝わったのなら、番組スタッフが問題意識を持ってきちんと理解してくれたからだと思います。
私を含め、みんながそれぞれ置かれた環境の中で、行動することが、きっと目に見える形につながる時が来ると、私は信じています。
子どもが教育をうけられるということは、すべての基盤です。
サクリア君をはじめ、ソマリアの子どもたちは「私はここにいる!」と訴えていた、と感じます。

後藤健二

“償いと赦し”の家造り ~ルワンダ・大虐殺からの模索~

≪番組放送のご案内≫

BS世界のドキュメンタリー
「“償いと赦し”の家造り ~ルワンダ・大虐殺からの模索~」
【放送】 11/27(木)21:10-22:00 BS-1
【再放】 12/11(木)10:10-11:00 BS-1
インデペンデント・プレスが制作に関わったドキュメンタリー番組です。

アフリカのルワンダで14年前に起こった大量虐殺。
人びとはその傷をどう癒していくのか、そして、和解は実現できるのか?
現地NGO『REACH』が今進めている、加害者による被害者の家の再建を行う「償いのプロジェクト」を追いました。
これはREACHで活動中の日本人、佐々木和之さんが発案したプロジェクトです。
番組は、その活動と参加している人びとの心の変容を追います。

ディレクターの市原茂氏は、こう語っています。
「私はこの取材を通して、単にルワンダでの出来事ではなく、人間の普遍的な姿を垣間見たように感じます」

はたして被害者は加害者を赦せるのだろうか?
ぜひご覧いただきたいと思います。
また、ご意見等、お待ちしております。

【関連リンク】
BS世界のドキュメンタリー
リーチ・オーガニゼーション・イン・ルワンダ

2008年11月の予定

◎新しく出版される本について◎
『ルワンダの祈り~大虐殺を生きのびた家族の物語~』
汐文社より 11月末刊行予定

■11月7日~ ソマリア取材

■11月23日(日) 講演会
主催:日本キリスト教団田園調布教会
http://www.h3.dion.ne.jp/~denchrch/
※場所・時間等の詳細は、上記までお電話にてお問い合わせください。

■再放送 「BSドキュメンタリー シリーズ・アフリカ2008」
(※NHKエデュケーショナル 社長賞受賞)

▼12月5日(金) NHK BS1 午前10:10~10:59
「ルワンダ 女性たちの国づくり」
(初回 2008年5月24日)
▼12月6日(土) NHK BS1 午前10:10~10:59
「ケニア 暴動に揺れる“優等国”」
(初回 2008年5月25日)
▼12月7日(日)NHK BS1 午前10:10~10:59
「南アフリカ エネルギークライシス」
(初回 2008年5月29日)

3回目の放送決定!!!
見逃した方は、ぜひこの機会にご覧ください。
「今」を駆け抜けるアフリカの生の姿です。

NHK BS1 「新BSディベート」 再放送決定!

10月18日(土) 12:10~14:00
NHK BS1 「新BSディベート」
アメリカ金融危機 世界経済はどうなるのか

番組サイト
本放送: 2008年10月5日(日)

今、まさに知っておかなくてはならないテーマ。
私たちの日常生活を左右する世界経済の「正体」が見えてくるはずです。

※大リーグ中継の影響で変更になる可能性があります。

Works をアップしました。

<制作>
NHK BS1 「BSドキュメンタリー シリーズ・アフリカ2008」
ルワンダ 女性たちの国づくり
2008年5月24日(土) 21:10~21:59
再放送: 5月29日(木) 24:10~24:59
*NHKエデュケーショナル 社長賞受賞

<制作協力>
NHK BS1 「新BSディベート」
アメリカ金融危機 世界経済はどうなるのか
2008年10月5日(日)
第一部 19:10~20:00
第二部 20:10~21:00
再放送:10月18日(土) 12:10~14:00

伊藤和也さんについて

皆さんへ

若者はたくさんの人に愛され続けます。

あなたの愛したその土地には、まだやり残したこと、やりたいことがたくさんあることでしょう。
でも、今この一瞬だけは眠りについて疲れを癒そう。

ペシャワール会は27日、伊藤和也さんがアフガニスタンへ行って働きたいと願う動機を綴った文章(03年6月15日付)を公表しました。新聞で読んだ方もいることでしょう。ここに掲載します。

私がワーカーを志望した動機は、アフガニスタンに行き、私ができることをやりたい、そう思ったからです。

 私が、アフガニスタンという国を知ったのは、2001年の9・11同時多発テロに対するアメリカの報復爆撃によってです。

 その時まで、周辺国であるパキスタンやイランといった国は知っているのに、アフガニスタンという国を全く知りませんでした。

 「アフガニスタンは、忘れさられた国である」

 この言葉は、私がペシャワール会を知る前から入会している「カレーズの会」の理事長であり、アフガニスタン人でもある医師のレシャード・カレッド先生が言われたことです。今ならうなずけます。

 私がなぜアフガニスタンに関心を持つようになったのか。

 それは、アフガニスタンの復興に関係するニュースが流れている時に見た農業支援という言葉からです。

 このこと以降、アフガニスタンに対しての興味を持ち、「風の学校」(海外で協力活動をする青年を育てるNGO)の設立者である中田正一先生の番組、偶然新聞で見つけたカレーズの会の活動、そして、カレーズの会の活動に参加している時に見せてもらったペシャワール会の会報とその活動をテーマにしたマンガ、それらを通して現地にいきたい気持ちが、強くなりました。

 私は、関心がないことには、まったくと言っていいほど反応しない性格です。

 反応したとしても、すぐに、忘れてしまうか、流してしまいます。その反面、関心を持ったことはとことんやってみたい、やらなければ気がすまないといった面があり、今回は、後者です。

私の現在の力量を判断すると、語学は、はっきりいってダメです。農業の分野に関しても、経験・知識ともに不足していることは否定できません。ただ私は、現地の人たちと一緒に成長していきたいと考えています。

 私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、戻すことをお手伝いしたいということです。これは2年や3年で出来ることではありません。

 子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも近づけることができるよう、力になれればと考えています。

 甘い考えかもしれないし、行ったとしても現地の厳しい環境に耐えられるのかどうかもわかりません。

 しかし、現地に行かなければ、何も始まらない。

 そう考えて、今回、日本人ワーカーを希望しました。

「私は、現地の人たちと一緒に成長していきたいと考えています。」「私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、戻すことをお手伝いしたいということです。」 「子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも近づけることができるよう、力になれればと考えています。」---

「隣人を愛する」というのは、こういうことだと思います。

皆さん、ことに『レインボープロジェクト』に参加してくれた皆さん、ジャララバードの子どもたちの絵を見て何かを感じとってくれた皆さん、私たちが考えなくてはいけない最も大切なことは、「ここで挫折してはならない」ということです。

同じ時代を生きる隣人への愛、将来この世界を生きていく子どもたちを想う愛・・・

若者よ、生きる意味を教えてくれてありがとう。

ご家族の方々へ、

心からご冥福をお祈りいたします。

ご心痛は察して余りあるものと思いますが、どうかご自愛下さい。

後藤健二

 

コメント /


  1. みず より:2008年9月5日

後藤健二さん、ありがとうございます。
頑張ります。頑張りましょう。
(私はレインボープロジェクト参加者です)

私が勤めている会社の価値観も変わりつつあると最近感じます。これは追い風です。・・・と私は思っています。
簡単にはいかないかもしれませんが、頑張ってみようと思っています。まだまだ模索の模索中ですが。

現地から、現場から、の生の声は貴重です。
私には考える材料になります。
勉強させていただいてます、これからもよろしくお願いします。

伊藤和也さんのご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。


  1. 後藤健二 より:2008年9月17日

みずさん、

どうもありがとうございます。
「追い風」と感じるのは、いつもいつもご自身が意識を持って生きていらっしゃるからなのでしょうね。
知って考えることから行動へ-「模索の模索中」にでも私が何かお手伝いできることがありましたらぜひご相談下さい。
レインボープロジェクトは、皆さんが行動した結果、形作られたものなのですから。

勇気の出るメールを。ありがとうございます。

後藤健二

あの「レインボー・プロジェクト」が、グレードアップして帰ってくる!

『レインボープロジェクト~アフガニスタンに色を送ろう』
主催  : TOKYO FM ジョイセフ インデペンデント・プレス
協賛: ソニー株式会社
後援: 外務省 アフガニスタン大使館 WHO(世界保健機関)本部

期間は、8月4日~8月17日(夏真っ盛りの2週間!)
場所は、お台場(!) ソニー・メディアージュ

親子でも、お一人でも、楽しめます。
アフガニスタンの子どもたちの絵は秀逸なものばかり。
写真や映像もあり、民族衣装なども展示されます。
「SKY レインボープロジェクト」とは、アフガニスタンの子供達にクレヨンや色鉛筆を届けるという活動です。
目的は、極端な物資不足のため、絵を描いた事がない子供たちに夢と希望を持ってもらうこと。

全国38局で放送されていたラジオ番組「SKY」(2008年3月放送終了・TOKYO FM)が2007年12月から呼びかけ、数週間の間に、1500人以上のリスナー皆さん、賛同して下さったアーティストや多くの企業より、1万セットを超える文房具が寄せられました。