Oct. 27, 2004
日本人の青年がイラクで拉致されたという一報。
ついに現実になったか、という思いやら、また非難ごうごうだろうなとか、思う。
武装グループは「自衛隊の一員」と言ったようだが、風貌や言葉使いから、民間人だとすぐわかった。
彼の行動を非難することと、知らんぷりをすることは、行動の理屈として繋がらない。いろいろ意見はあると思うけれど、漫然と見捨てていいのか、と思う。
「見捨てない=繋がっていますよ」というメッセージは、彼に対してのものであり、同時にイラクとその国の人たちに対するものでもある。
こうしたことをきっかけに、一般の人たちは日本と日本人の行動を見極めている。
ベスランの学校を占拠した武装グループたちに向かって、「あなたたちは間違っている」と訴え、射殺された少年がいたという。彼は正しかった。
解放を求める集会などができれば参画したいと思う。
ノウハウやアイディアのある方はご連絡ください。
なぜ、今回は・・・と自分自身思うけれど、欧米人に限らず、イスラム教徒や同胞であるイラク人までが誘拐されて殺害されるようになった今、自分がどう行動するのか、イラクの人たちや国際社会から見極められていると思うからかもしれない。
実際に行動できなくても、心の隅に彼のことをおいて「祈る」ことだけでも「見捨てない=繋がっている」ことになると思う。
コメント
- キリスト者平和ネット より:2005年7月29日
緊急行動と声明のお知らせです。
日本人青年とみられる人がイラク・サマワで武装抵抗勢力に拘束されたと報じられている事件で、WORLD PEACE NOW は本日27日、18時から、衆議院議員面会所前に集合し、首相官邸に対する抗議・要請活動を行います。
なお、日本キリスト教協議会(NCC)は、総幹事と平和・核問題委員会委員長名の連名で、また、日本基督教団が総会議長名で、それぞれ声明を出しました。この抗議・要請活動に参加します。
WPNはこの春の「人質事件」で有効であったインターネットを通じて、現地武装勢力に「あなたがたは自衛隊関係者を拘束した」と述べているが、私たちはこの青年は民間人であり、自衛隊関係者ではないという情報を持っている。
絶対にこの青年を殺してはならない、とのメッセージを届けるために努力します。
World Peace Now ホームページ
http://www.worldpeacenow.jp/
キリスト者平和ネットホームページ
http://www.jca.apc.org/~cp_...