三月二十日
20日、仙台市内。朝5:50 縦揺れ余震。昨晩も大きな余震。
昨晩一泊、松本さん宅にお世話になる。限りない感謝。
小さな自家菜園からとれた大根の煮物が信じられない美味しさだった。
庭で近所の人たちと会話する松本さんの声が聞こえる。
まだ朝の6時、人々は寝るのは早く、動き出すのは早い。
昨夕、支援物資の水は無事倉庫に格納された。だが、配給を予定されていた場所では水は足りているという知らせを受け、そのまま足りていない避難所へ転送する。被災地現場近くにウェアハウスを設置し、支援物資をそこにストックしていきつつ、最もニーズの高い場所に次々出して行く。この体制作りができつつある。
三連休の初日、泉インターチェンジ近くのショッピングモールに買い出しに来た人々。
無料バス、静かに並ぶ人たち、地割れたちバスターミナルや地下鉄の階段、駅前駐車場には一台の車も止まっていない。
整備されたゴーストタウン…。
どこかに似ていると思ったら、ハリケーン・カトリーナの後のニューオーリンズだった。